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交通事故の取扱

 

●自賠責保険、任意保険での取扱

 

交通事故の場合、病院(整形外科)や整骨院にかかる際は通常、保険会社により治療代は支払われます。

当鍼灸院に関しても同じように行うことができ ます。

窓口での自己負担金なしで鍼灸治療を受けることもできます。手続き等は各保険会社により異なりますので、まずは当鍼灸院へ掛かりたい旨を保険の担当者へご相談ください。
 保険会社によっては、最初に受診した医師の同意書を求められることもあります。

あるいは、とりあえず窓口では料金を支払ってもらい、後日領収書を保険会社に郵送して請求していただく場合もあります。

保険会社により詳細は異なりますのでご注意ください。

 交通事故後しばらくの期間治療すると症状が改善しない場合でも示談となることがあります。

その後の治療は自費となりますが頚椎捻挫後遺症は保険療養費の支給適用となる疾患として厚生省にも指定されています。

交通事故の保険が打切りとなった場合こちらを活用することもできます。

この際は医師の同意書が必要になります。

また、病院の治療との併用はできないのでご注意ください。

 

 

●むち打ちとは?

 

 頚椎捻挫は頚部(首)に強い外力を受けることによって発症する疾患です。中でも頚椎捻挫を発症する原因の多くは「交通事故」や「激しい接触」によって頭部が急激に振られることです。

むち打ち症という俗称で広く知られています。
交通事故の場合は、自動車が衝突する瞬間に頭が強く振られます。

交通事故で頚椎捻挫の発症するケースのおよそ9割以上は追突された側、多くのケースでは後ろから不意に追突されてしまった場合に頚椎捻挫を発症しやすくなります。
同様に激しい接触としてはラグビーやアメリカンフットボール、相撲、柔道、バスケットボールなどのコンタクトが激しいスポーツ競技で発症しやすい傾向が あります。

その際もラグビーなどでタックルを仕掛ける側よりも、不意にタックルを受けた側に頚椎捻挫が発症しやすくなります。
尚、交通事故の追突やスポーツ競技のコンタクトシーンなどで発生する衝撃は大きな衝撃ですが、実際に症状がではじめるのは翌日や数日経過してからというケースが多いのも頚椎捻挫の特徴のひとつです。

 

 

●頚椎捻挫(むち打ち症)の症状

 

 頚椎捻挫といった強い外力によって生じる首の外傷の場合、人それぞれ様々な症状を発症する傾向があり、特定の症状に決まったものではありません。

その中でも代表的な症状には下記のようなものがあります。

  • 首そのものの痛み、不快感等

  • 首の可動範囲の制限(首を傾ける、横を向くなどの際に痛みや張りを覚える)

  • 手のしびれ

  • 頭痛、めまい、吐き気、集中力の低下、頭重感

  • 耳鳴り、眼精疲労、視力の低下

 近年ムチウチ症によってもたらされる様々な症状が、脳脊髄液減少症という『髄液が慢性的に漏れることにより発生するもの』、あるいは脳に損傷を受けた為に身体の麻痺や高次脳機能障害を発症する軽度外傷性脳損傷によるものとの指摘もなされています。

 

●頚椎捻挫(むち打ち症)の治療

 

 交通事故や激しい衝突等によって発症するいわゆる「むち打ち症」は、基本的に中・長期的な治療期間が必要です。
 頚椎捻挫は症状の度合いや、頚椎捻挫を発症した経緯、そして頚椎部分の損傷の有無など発症する症状の強さや原因が異なるため、その状況により回復までの治療期間は大きく異なります。
 何よりも大切なことは治療のスタートをできる限り早期に行うこと。また正しい治療を行うことに尽きます。事故後1週間程度はお仕事も休み安静にすることをおすすめします。
 むち打ちの場合、最初から当鍼灸院に来られる方は比較的早く回復する傾向にありますが、事故後しばらくしてから、とりわけ整体等にかかってから当鍼灸院 へ来られる方は回復に大きく時間のかかることがあります。むち打ちの際は、できるだけお早めに当鍼灸院へ来られてください。

 

 

 

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